名取川御湯熊野道温泉―簡素な住宅地にある伝統の湯宿
2010-11-09


 宮城県名取市にある熊野堂温泉に入ってきました。玄関にある由来記では、崇徳天皇が藤原国衡に湯の献上を命じ、名取川御湯を賜ったことや源頼朝が利用したということが記してあった。優に1000年の歴史のある温泉ということになります。

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 簡素な住宅にある歴史のある温泉ですが、現在は井戸水を沸かしています。風呂は男女別の内湯が各3つずつあり、一つは水風呂でした。浴室からの名取川の眺めは素晴らしい眺望でした。ロビーの休憩室は無料です。個室は200円が必要となります。

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 お湯の温度は41℃くらいの低めでした。浴室には水風呂と同じくらいの大きさの浴槽がもう一つがありました。水風呂は湯口から冷水がふんだんに注がれていましたが、お湯は浴室の途中から循環して注入していました。浴室のアルミの扉は腐食したままになっていました。

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 最近になって敷地内に大日如来を勧奨して祠を設置したのですが、鳥居の目には荷物が放置したままでした。

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 周辺は、和歌山県の熊野三宮を勧奨する熊野信仰の地で、すぐ前には熊野本宮社があります。少し離れて熊野大社那智大社の分宮があります。
[宮城県]

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